ポスティング・チラシに関する集客のノウハウや改善方法と、日々のあれこれを綴ったブログ

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ポスティングチラシで効果を出す方法|反響が増えるコツを解説

ポスティングとチラシ

 

チラシをポスティングしたけれど、効果が出ていないと感じている企業の広告担当、店舗オーナー、店長の方へ。

 

せっかくお金も時間もかけて作ったチラシなのに、反響が出ないと困ってしまいますよね。しかし、効果が出ないのには原因があるのです。

 

このコラムでは、ポスティングの効果が出ない原因とその解決方法を、チラシと配布方法のポイントから説明していきます。

 

ポスティングで効果が出ないと感じるときに確認すること

 

ポスティングで思ったような効果が出ていないと感じた場合、その原因を探るために確認すべき項目があります。大きく分けると次の3つです。

 

① チラシ自体の問題

② 配布地域の問題

③ ポスティングするタイミングの問題

 

チラシ自体の問題

 

1つ目はチラシそのものに原因がある場合です。チラシの問題点には下記の3つがあります。

 

・チラシの内容

・チラシのデザイン

・チラシのサイズ

 

もし、チラシの内容に魅力がなければ、「買いたい!」「行ってみたい!」という反応にはつながりません。

また、チラシの内容が良くても、内容が伝わりにくいデザインだと読んでもらえないでしょう。

チラシのサイズについては、内容を伝えるのに適した大きさであるかがポイントになります。

 

チラシの内容

そもそも自分にとってメリットのないチラシに、人は反応を示しません。

配ったチラシは、見た人にとって魅力的な内容だったのでしょうか?チラシの内容では以下の3点に注意する必要があります。

 

ターゲットが明確

ターゲット像はイメージできていますか?ターゲットを明確にしないとチラシの内容もブレて変わってきます。

ターゲットを明確にするために、以下の項目を検討しましょう。

 

店舗からの距離

新規顧客or既存顧客

年齢層

性別

家族構成

所得

住んでいるエリア

住宅種別

 

魅力的で興味を引く内容

チラシの内容は、設定したターゲット層の興味を引くような内容が必須となります。

ターゲット層がチラシを見て、「欲しい!」と思うような魅力的な内容がないと消費行動にはつながりません。

 

そのためには、サービスや商品のメリットとベネフィットを端的に伝える必要があります。

メリットとは、他社商品やサービスとの違い、自社独自のオリジナルの強みになります。

ベネフィットは、自社商品やサービスの購入者が得られる利益になります。

 

その他に、サービス概要、店舗地図、料金設定は記載するようにしましょう。

 

ベネフィットについて、より詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。

 

チラシには「ベネフィット」が必須!ベネフィットとメリットの違い

 

 

来店や問い合わせを促進させる工夫

来店や問い合わせを促進させるためには、チラシを見た人の心理的ハードルを下げ、最後に背中を押してあげるような工夫を配置するとよいでしょう。

 

顧客が、これまで継続して利用していた商品やサービスから、新しい商品やサービスに乗り換える際には、スイッチングコストが発生します。

その乗り換えにかかるコスト(=ハードル)を押し下げるものとして、クーポンやキャンペーンが有効になります。

 

キャンペーンによる期間や先着の「限定感」、クーポンの「お得感」など、来店を促す仕掛けや工夫を実施しましょう。

 

チラシのデザイン

ポスティングで集客につながるチラシデザイン

いくらチラシの内容が良くても、見てもらえなければ反響につながりません。見てもらえるデザインになっているか、確認しましょう。

 

パッと見て目に留まる

住人がポストからチラシを取り出した際、チラシはパッと見て目に留まるデザインでないといけません。

ポスティングのチラシは、要不要をたった1秒という一瞬で判断されてしまいます。

その一瞬で何のサービスであるかがわかり、興味を持たれるようでないと捨てられてしまいます。

 

つまり、ポスティングするチラシのデザインには、一瞬見ただけでも何のサービスかがわかる「分かりやすさ」が必要になります。

 

情報が整理されて見やすい

たくさんの情報を詰め込み過ぎて、整理もしないで羅列しただけのチラシでは、本来、伝えたいことが伝わりません。

 

チラシはホームページと違って紙なので、盛り込める情報量に限りがあります。

本当に必要な入れ込むべき情報と、入れなくても影響のない不要な情報を取捨選択するようにしましょう。

 

また、必要な情報であっても、伝えたい重要な内容を目立つようにして、それ以外の重要ではない内容は目立たないようなデザインや配置にしましょう。

 

「情報の取捨選択」と「情報の重要度に比例した構成」を採用して、デザインにメリハリを持たせるようにしましょう。

 

良い印象を与える写真

写真以外が全く同じチラシがあったとして、写真が良いか悪いかで、その反響数は大きく変わってきます。ポスティングチラシの中で、それだけ写真は反響に対して重要な割合を占めます。

 

特に飲食業の場合、美味しそうに見えない写真だと利用につながらないどころか、悪印象を持たれてしまいます。

逆に、美味しそうな写真を掲載するだけで、文字で伝えなくてもチラシを手に取った人には、そのお店の魅力が十分に伝わるものです。

 

サービスや商品の魅力をよりわかりやすく伝えるためにも、文字では伝えることができない情報伝達の補完役として、好印象を与える写真は、反響獲得へ強力な手助けとなります。

 

チラシのサイズ

チラシは単純に大きければたくさん情報が載るから良いというわけではありません。

チラシには、ターゲット層、商品やサービス、情報量の組わせによって適した大きさがあります。

 

伝えたい情報量が多くないのに、B4のような大きなサイズの紙を使用しても、内容がスカスカでアンバランスとなります。

また逆に情報量が多い場合、小さいサイズのチラシに内容を詰め込み過ぎては、見にくく伝わりにくいです。

 

例えば、新築分譲マンションのチラシでは、大きな写真を使って外観や内観の豪華さや臨場感を伝えるために、B4~A3の大きなサイズが適しているといえます。

 

また、チラシのサイズによっては、そのままではポストに入らず折って小さくする必要があります。

一般的なポストに、折らずに入る最大のサイズはA4とされていますが、A4でも入らないポストもあり、その場合は折りが必要になります。

 

チラシサイズと折りと情報量の関係は、下記のような傾向があります。

 

 

サイズ 折り 情報量
B4以上 必要 多い
A4 場合により必要 比較的多い
B5以下 不要 少ない

 

しかし、折ることでサイズが小さくなると、ほかのチラシに埋もれてしまう可能性もあります。チラシに載せる情報量とサイズをよく検討しましょう。

 

配布地域の問題

 

チラシを配る地域は、想定するターゲットが多く住むエリアであることが重要です。

チラシを配るエリアに想定したターゲット層が住んでいなければ、当然、期待した効果は望めません。

 

例えば、老夫婦や子育て世代の家族が住む戸建てが多い郊外に、単身世帯が多く利用するフィットネスジムのチラシを配っても効果は期待できません。

 

また、子育て世代の少ない単身向けマンションが集中する都市部に、学習塾のチラシを配っても反響は少なく、効率が悪いということはわかると思います。

 

ポスティングのメリットは、ターゲットと連動して配布地域や住宅を選べることにあります。ターゲットと地域の特徴に合わせた配布地域になっているか、見直ししましょう。

 

ポスティングするタイミングの問題

 

ポスティングの配布タイミングが原因の場合もあります。

タイミングといってもさまざまですが、主に曜日と時期があります。

 

ポスティングと曜日

たまたま「今日、手が空いたからチラシを配ろう!」と、チラシの受け取り側の都合を考えずに、配る側の都合で配っていませんか?

 

一般的に、週末は消費行動が活発になるので、チラシは金・土・日の方が比較的読んでもらいやすいといわれています。

週末の消費を期待していながら、週の初めにチラシを配ってしまって思ったほど効果が出なかった、なんて結果になりかねません。

 

また、業種によって読んでもらいやすい曜日があり、不動産は週末、スーパーは特売日に読んでもらいやすくなる傾向があります。

 

ターゲット層の消費行動をイメージしながら適切な曜日にチラシを配るようにしましょう。

 

ポスティングと時期

お盆や正月、ゴールデンウィークなど大型連休は、サービス業を中心に消費行動が最も活発になる時期です。

 

その大型連休前にチラシを配ると、通常に比べてゆっくり読まれ、連休中の消費行動につながりやすくなるメリットがあります。

逆に連休中など、家に不在がちな時期にチラシを配っても読んでもらえず、効果は薄くなってしまうでしょう。

 

サービスの需要期などを考慮しながら、配布してから利用までの時間を逆算したうえで、配布時期を決定しましょう。

 

ポスティングと時間

ターゲット層の帰宅時間に傾向がある場合、その生活スタイルに合わせたタイミングで配布してみましょう。例えば、主婦であれば買い物からの帰宅時間である15~17時前後となります。

 

ただ、配布時間は曜日や時期ほどに重要ではありませんので、それほど気にする必要はありません。

 

ポスティングの効果を高めるコツ

 

これまで、ポスティングで効果がでない原因や問題点について説明しました。

 

ここからは、ポスティングで効果を高める方法を紹介していきます。ポスティング効果を高めるには4つのコツがあります。

 

・チラシの内容とデザイン

・チラシのサイズと折り

・配布地域の選び方

・ポスティングに適した曜日や時期

 

ポスティングで期待できる効果について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。

 

ポスティングの意味とは|集客効果についてもご紹介

 

チラシの内容とデザイン

チラシの内容とデザインについて、それぞれを詳しく解説します。

 

チラシの内容

内容が原因の場合で説明したように、ターゲットがチラシの内容に魅力を感じることが必要です。

また、チラシにクーポンを付けるなど、来店を促す工夫もあると良いでしょう。以下にまとめます。

 

メリット、他社サービスとの違い、オリジナルの強み、ベネフィットを伝える

サービスの概要、店舗地図、サービスや商品の料金設定を配置

キャンペーンによる期間や先着の「限定感」、クーポンの「お得感」などの来店を促進させる仕掛けを用意

 

チラシのデザイン

チラシを手にしたとき、一目で何のチラシか把握できる「分かりやすさ」が何より重要です。そのためには、キャッチコピーを使用するとよいでしょう。

 

内容も必要な情報と不要な情報の取捨選択ができて、伝えたい情報の優先度順にメリハリの付いたデザインにすることも大切です。

 

また、若い人と高齢者では見やすさが異なるため、チラシの色や文字の大きさ、写真など、ターゲットに合わせたデザインにすることも重要です。

 

・キャッチコピーなどを使用して一目で内容が理解できる「分かりやすさ」がある

・情報と内容の取捨選択ができている

・情報の重要度によって、デザインが整理されメリハリが効いている

・良い印象を与える写真がある

・ターゲットに合わせて文字サイズやデザインを変える

 

チラシのサイズと折り

 

チラシのサイズ

チラシのサイズは、伝えたいターゲット層と商品やサービス、情報量の組み合わせによって適した大きさがあります。

 

・情報量が多い場合、小さいサイズに内容を詰め込み過ぎると読みにくいので大きめのサイズにする

・イメージ重視のため、大きい写真や多数の写真を使用する場合は、大きめのサイズを使用する

・サイズによっては、そのままではポストに入らず折る必要があるので、それも考慮に入れてデザイン作成する

 

チラシの折り

また、一般的なポストを想定すると、B4以上のサイズは折りが必要です。A4は場合により必要になります。

折り方については、ポストに入らないので折るという側面もありますが、折ることで別のメリットも生まれます。

次に折りのメリットについて紹介します。

 

折りのメリット

・ポストへ入れやすい

細長い形状のため、投函する入口が狭いタイプの郵便受けにもチラシを入れやすくなります。

 

・封筒に入る

四つ折りの場合、長3形の封筒に入るので、ポスティングのほか、封筒に入れて顧客へ送るダイレクトメールにも使えます。

 

・デザインのアレンジができる

一番上になる面に、キャッチコピーなど最も伝えたいことを目立たせて入れると、手に取って読んでもらいやすくなります。また、キャッチコピーやキャンペーン、クーポン、店舗情報など、折り目ごとに載せる内容を区切ったデザインにすれば、冊子のようにも使えます。

 

ただし、折ることでサイズがより小さくなると、ほかのチラシに埋もれてしまう可能性があります。チラシに載せる情報量とサイズをよく検討しましょう。

 

配布地域の選び方

 

チラシの配布地域はどこでも良いというわけではありません。

ターゲット層や商圏を明確にし、ポスティング効果の高い配布地域を選びましょう。チラシの配布地域と枚数を決める際は、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。

 

・地域内にターゲット層が多く住む

・商圏内である

・地域と住宅種類の特性に合っている

・世帯数を調べて、配布枚数を決める

 

どんなターゲットを狙ってチラシを配布し、集客につなげるか。それには、地域の特性を把握することが大切です。

 

どこにどんな人が多く住み、年齢層、性別、家族構成、所得、交通機関や商業施設などを把握して、消費行動の傾向がつかめれば、ターゲットのイメージがはっきりしてきます。

 

ポスティングに適した曜日や時期

 

チラシを配布するお店の業種や商品、ターゲット層によってポスティングに適した曜日や時間帯があります。以下でポスティングのタイミングを決めるコツについて詳しく見ていきます。

 

曜日

週末の金土日や祝日は、平日に比べてチラシをゆっくり読んでもらえるので、その休前日はポスティングに適しているとされます。

また、一般的な消費行動としてショッピングやレジャー観光などの購買意欲は週末に高まり、週明けの月曜、火曜は低くなるといわれます。

 

実際、新聞折込も週末にかけてチラシの枚数が増えます。ポスティングで週末の集客を望むのであれば、金曜、土曜に配布すると良いでしょう。

 

一方、チラシが多い日に配布するということは、ほかのチラシに埋もれてしまうリスクもあります。敢えて週の始めにポスティングをして目立つ効果を狙うというのも1つの手段かもしれません。

 

・消費行動が活発になる週末の休前日にチラシを配布する

 

大型連休や需要期

週末と同様に、お盆や正月、ゴールデンウィークなど大型連休も、サービス業を中心に消費行動が最も活発になるタイミングです。

 

また、サービスごとに需要期は異なりますが、その需要期を狙って、配布からサービス利用までの時間を逆算したうえで、配布時期を決定しましょう。

 

・大型連休前は、サービス業を中心にポスティングの絶好の好タイミング

・逆に連休中など、家に不在がちな時期にチラシを配っても読んでもらえず、効果は薄くなってしまう

・サービスの需要期のピークに合わせて、配布から利用までの時間を逆算して配布時期を決定する

 

まとめ

 

効率よくポスティングの効果を出すためには、チラシのデザインや内容、配布する地域やタイミングなどさまざまなポイントがあります。

これまで配布したチラシや配布地域、配布した時間や曜日などを洗い出し、ここで紹介した方法を参考に改善していきましょう。

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